ジュンパッション（2015年生、母トリプレックス）
Jun Passion
2015.04.22
ジュンパッション（2015年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+情熱」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時17歳）と交配したトリプレックスが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上500万下。
経歴
デビュー前
1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、河合純二によって4,104万円で落札された。
高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2017年）
9月23日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。
10月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のワンダーツーをクビ差振り切って初白星を挙げた。
12月17日、中7週で迎えた3戦目は、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。
3歳（2018年）
1月27日、中5週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。
9月15日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、サイドチェンジに交わされて2馬身差の2着となった。
10月7日、中2週で迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフィスキオを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
4歳（2019年）
4月7日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の米沢特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。
6月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの猪苗代特別（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
7月27日、中3週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの苗場特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。
11月17日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デピュティプライムにハナ差交わされて2着となった。
12月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。
5歳（2020年）
2月9日、中8週で迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。
8月9日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。18着に終わった。
9月27日、中6週で迎えた14戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
11月8日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に終わった。
12月26日、中6週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。
6歳（2021年）
3月7日、中9週で迎えた17戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、息の入らないペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。
5月12日、中8週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、薫風特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグローリアスライブに2馬身の差をつけて1番人気に応えた。
6月1日、中2週で迎えた19戦目は、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したジャスパージャックにクビ差届かず2着に甘んじた。
7月6日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、七夜月特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
9月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、秋の夜特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグローリアスペルレをアタマ差振り切って制した。
12月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、ハンデ戦の暮来月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
7歳（2022年）
1月3日、中1週で迎えた23戦目は、七福神特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
3月17日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、桜月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。
7月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の朝顔特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
8月30日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の処暑特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
9月20日、中2週で迎えた27戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、曼珠沙華特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。
10月15日、中3週で迎えた28戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、姫熊りぼん三周年特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、オセアジャスティスに半馬身交わされて2着となった。
デビュー前
1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、河合純二によって4,104万円で落札された。
細川忠義厩舎（高知）へ入厩。
10月29日、デビュー戦は大澤誠志郎騎手を鞍上に据えて、ハロウィン特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。
11月12日、中3週で迎えた29戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた31戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、大雪特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
8歳（2023年）
1月8日、中3週で迎えた32戦目は、今年こそ木下智史特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。
2月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。
3月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。
3月26日、中1週で迎えた35戦目は、菜種梅雨特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
4月8日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
6月10日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く最後はグルナピークと並んで7着同着となった。
6月24日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。