グローリアスライブ（2016年生、母ルーマードダイヤ）

グローリアスライブ（2016年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋実況、活気」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時19歳）と交配したルーマードダイヤが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。2019年の日高賞(牝M1)に勝利した他、2019年のハヤテスプリント(M2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島雅人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

5月23日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた2戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったピュアドリーマーに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るスティールジェンヌを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

8月14日、中4週で迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では閃光のような末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた7戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

3歳（2019年）

1月1日、中6週で迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2019幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったレスプレンデントに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の岩手一関～世界遺産の隠れ宿～果実の森記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

2月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の望春賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエスケイエンジェルを半馬身振り切って制した。

4月5日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のme-byoエクスプラザ賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボルドープラージュに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月12日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた17戦目は、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したケンガイアにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月23日、中4週で迎えた18戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、秦野たばこ祭記念（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳S1の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた20戦目は、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた21戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2021年）

2月26日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた22戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、初花月特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

4月6日、中5週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた23戦目は、フクジュソウスプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月22日、中1週で迎えた24戦目は、春風賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた25戦目は、薫風特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったジュンパッションに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月9日、約6か月の休養明けで迎えた26戦目は、初霜特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

11月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、出雲流スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた28戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、チャーチルダウンズ特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

6歳（2022年）

1月6日、中2週で迎えた29戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 雪/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

1月17日、中1週で迎えた30戦目は、冬木立特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた31戦目は、節分草賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

7月4日、約4か月の休み明けで迎えた33戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

8月5日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた35戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたアルタグラシア決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月13日、連闘で迎えた36戦目は、まぁさん祝生誕!ハイボールから缶チュー杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナックメジャーに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月4日、中2週で迎えた37戦目は、命名馬重賞制覇祈願記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のシュペルブをアタマ差振り切って断然人気に応えた。

11月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月12日、中5週で迎えた40戦目は、一般B2八（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月22日、中0週で迎えた41戦目は、ゆず湯特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。