ジュモット（2012年生、母セイヴィングス）

ジュモット（2012年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時15歳）と交配したセイヴィングスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）松平牧場。戦績は、地方43戦9勝2着2回。2014年のターフチャレンジ3に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松平牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、アシスタントによって262.5万円で落札された。

斉藤正弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

7月17日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィクトリートップに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサダムリスペクトをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月1日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ8（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。でレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

11月25日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のすみだ特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3歳（2015年）

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

11月1日、約8か月半の休み明けで迎えた9戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C1十 C2四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月31日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた11戦目は、ジルベスター特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（8戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（9戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（10戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（11戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

7月18日、中8週で迎えた19戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般C1-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた21戦目は、ペラ焼き特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた23戦目は、越知町立横倉山自然の森博物館特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で下村瑠衣騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた24戦目は、ひいとい特別（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下村瑠衣騎手（5戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラガマフィンに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で下村瑠衣騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のティアップストームに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

11月12日、中1週で迎えた26戦目は、こすけ氏結婚出産特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下村瑠衣騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャインスキーに7馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月22日、中0週で迎えた27戦目は、ひいらぎ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で下村瑠衣騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた28戦目は、カトレア特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で下村瑠衣騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5歳（2017年）

2月7日、中8週で迎えた29戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で下村瑠衣騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で下村瑠衣騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のコパノイワザールに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月19日、中1週で迎えた31戦目は、金柑のシロップ煮特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で下村瑠衣騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったサクラレグルスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月26日、連闘で迎えた32戦目は、0勝目記念特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で下村瑠衣騎手（13戦4勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフラヴィアをアタマ差だけ差し切って7勝目をつかんだ。

4月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で下村瑠衣騎手（14戦5勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた34戦目は、キリンビバックス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で下村瑠衣騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したフラヴィアにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で下村瑠衣騎手（16戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモツケマに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月13日、連闘で迎えた36戦目は、ウツボ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で下村瑠衣騎手（17戦6勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で下村瑠衣騎手（18戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた38戦目は、土佐鷹なす特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で下村瑠衣騎手（19戦6勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は21戦連続で下村瑠衣騎手（20戦6勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で下村瑠衣騎手（21戦6勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のトリデカゴンに3馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

7月30日、中1週で迎えた41戦目は、夜さ恋ナイター8周年ありがとう特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で下村瑠衣騎手（22戦7勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月20日、中2週で迎えた42戦目は、飛龍の滝特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で下村瑠衣騎手（23戦7勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月3日、中1週で迎えた43戦目は、馬路森林鉄道特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で下村瑠衣騎手（24戦7勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。