オースミツルギ（2005年生、母ビューティトゥペトリオロ）

オースミツルギ（2005年1月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋剣」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時9歳）と交配したビューティトゥペトリオロが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方17戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台コーポレーション・白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山路秀則によって1,050万円で落札された。

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月22日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

9月30日、中9週で迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたヴィジレ決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川浩大騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

3歳（2008年）

4月20日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入った。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2009年）

1月1日、中4週で迎えた12戦目は、We Love Sweets ニューイヤ（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた13戦目は、城崎温泉かに王国特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた14戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、こんだ薬師温泉特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた15戦目は、真心の酒・香住鶴杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、播磨町大中遺跡特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず最後はゴールドコレクターと並んで8着同着となった。

6月23日、中4週で迎えた20戦目は、つゆくさ賞（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた22戦目は、BAOOプライズ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、日刊ゲンダイ杯（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5歳（2010年）

4月20日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。