3歳未勝利

レース展開

カネトシレジアスが全馬を先導、半馬身差の2番手を進むトロピカルロマンス

カネトシレジアスが逃げる恰好となり、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にトロピカルロマンスが続く。そのすぐ後ろ、ゴルディオスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエドワードバローズ、フィールドブルック、ティグフォルテら3頭。その1馬身後ろ、エーシンプリファーは中団前寄り。フサイチフェイマスとカラメルマキアートは中団馬群のど真ん中を併走。ハヤテノゴトク、オースミツルギ、ブライティアダンスらは中団後方の位置取り。フィッツロイは後方6番手に控えて他馬の出方をうかがう。ラビングユーとディリジェントは後方4番手に控えて機をうかがう。2馬身以上差があって、後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはウォルトンオーラ。さらに少し差があって、後方2番手の位置で悠然と構えるのはサファイヤシチー。ポツンと離れた最後方にアピールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィッツロイが中団後方から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はカネトシレジアスでリードは半馬身。2番手にトロピカルロマンスとゴルディオスが続く。その直後、エドワードバローズ、フィールドブルック、エーシンプリファーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、7番手から抜け出したのはカラメルマキアート。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた2番人気のフィッツロイが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、中団前目の位置から素晴らしい伸び脚で猛進したカラメルマキアートが続き、2着と3馬身差の3着には、4番手の位置からゴールまでジワジワと伸びた1番人気のエーシンプリファーが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたオースミツルギが入線、さらにアタマ差の5着には、中団にいたハヤテノゴトクが食い込み、さらにそこから1馬身差の6着にはフサイチフェイマスが入った。