マスターバウンド（1995年生、母マチカネナカノシマ）

マスターバウンド（1995年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のペキンリュウエン（当時18歳）と交配したマチカネナカノシマが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、地方38戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の一般C3。

経歴

デビュー前

三間典夫厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1998年）

3月20日、デビュー戦は堀田正明騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀田正明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀田正明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

6月29日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀田正明騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

4歳（1999年）

1月25日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、椎名廣明騎手を鞍上に迎えて、5歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた6戦目は、5歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で椎名廣明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したゴライカイソクを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、5歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で椎名廣明騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したトリプルシャインを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で椎名廣明騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、シュンヨウボーイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3八（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で椎名廣明騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るゴライカイソクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で椎名廣明騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で椎名廣明騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のバリバリノエースに1馬身半の差をつけて制した。

7月30日、中5週で迎えた12戦目は、夏祭り特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は堀田正明騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

8月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は椎名廣明騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で椎名廣明騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で椎名廣明騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は堀田正明騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は椎名廣明騎手（10戦2勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎名廣明騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したキクカボーイを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5歳（2000年）

1月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で椎名廣明騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3四五（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で椎名廣明騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3五六（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で椎名廣明騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月11日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で椎名廣明騎手（15戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で椎名廣明騎手（16戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で椎名廣明騎手（17戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で椎名廣明騎手（18戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月6日、中0週で迎えた26戦目は、一般C3十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で椎名廣明騎手（19戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で椎名廣明騎手（20戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で椎名廣明騎手（21戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月26日、中7週で迎えた29戦目は、一般C3五アイ（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で椎名廣明騎手（22戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月29日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3五アイ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で椎名廣明騎手（23戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月20日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で椎名廣明騎手（24戦2勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

6歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で椎名廣明騎手（25戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた33戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、一般C3（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラムサシオーに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5月14日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた36戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月13日、中5週で迎えた38戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、一般C3（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。