コーリンタイテエ（1983年生、母シミズトモカゼ）

コーリンタイテエ（1983年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時14歳）と交配したシミズトモカゼが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着5回、中央障害3戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月29日、デビュー戦は4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は470kg。鞍上は増井裕騎手。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月13日、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったシルクセイコにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

4月29日、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメジロシュレックを半馬身振り切って勝利を手にした。

6月29日、4歳400万下（中京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

7月20日、4歳以上400万下の足立山特別（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月3日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。20頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月21日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月5日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月18日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1987年）

5月10日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月23日、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月7日、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月28日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したツルマテンユウにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月11日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクサンブイロクを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月1日、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山雄一騎手。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月8日、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたホワイトシロー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月23日、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月12日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は清山宏明騎手。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったスピードチャンプに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月20日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカミサチダイテンを猛烈な末脚で半馬身差し切ってトップでゴールインした。