メトセラ（2019年生、母ドナブリーニ）
Methuselah
2019.03.19
メトセラ（2019年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界最古の巨木」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時7歳）と交配したドナブリーニが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利(未勝利)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 33戦6勝 [6-5-3-19/33]
- 総賞金国内
- 2,868万円
- 生年月日
- 2019年3月19日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 山田徹佐賀
- 馬主
- (株) ラ・メール
- 生産者
- ノーザンファーム
- セール落札価格
- 1億7,280万円
セレクトセール サラブレッド 当歳
- 抹消情報
- 中央：2023年1月25日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のドナブリーニは海外G1・1勝（英国芝）。祖母のCal Norma's Ladyは海外17戦3勝。父のキタサンブラックは中央G1・7勝（京都芝[3勝:3000-3200m],東京芝[2勝:2000-2400m],中山芝[2500m],阪神芝[2000m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Northern Dancer | 6*6*6×4*5 | 14.06% |
| 牡 | Lyphard | 5*5×4 | 12.5% |
| 牡 | Nasrullah | 7×6*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Bold Ruler | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Mahmoud | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Hyperion | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Victoria Park | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Nearco | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Native Dancer | 6*6*7 | 3.9% |
| 牡M | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Fair Trial | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 6×6*7 | 3.9% |
| 牝 | Lady Angela | 7×6*7 | 3.12% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 16-f
レース成績
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、HIROKIカンパニーによって1億7,280万円で落札された。
矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
7月25日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
10月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったレッドランメルトにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月24日、中1週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
11月21日、中3週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、パーサヴィアランスにアタマ差交わされて2着に惜敗した。
12月19日、中1週で迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。
3歳（2022年）
3月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレオンバローズをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。
5月1日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
9月3日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの金山特別（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。
10月1日、中1週で迎えた11戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。
12月3日、中8週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
12月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。
4歳（2023年）
1月14日、中3週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
1月21日、連闘で迎えた15戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。
3月2日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（姫路ダート2000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。
3月21日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B1 B2（姫路ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
4月12日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1870m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサヨノハッピーを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。
5月11日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上B1（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のエコロクラージュに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。
6月14日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったエコロクラージュに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
6月30日、中1週で迎えた21戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1870m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したエイシンアンヴァルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
10月6日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったエコロクラージュに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
11月3日、中3週で迎えた23戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエコロクラージュをアタマ差だけ差し切って優勝
12月14日、中5週で迎えた24戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、近江米特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。
5歳（2024年）
1月26日、中5週で迎えた25戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、姫路のラジオ局FM ゲンキ特別（姫路ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。
2月21日、中3週で迎えた26戦目は、姫路カシの木特別（姫路ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。
3月19日、中3週で迎えた27戦目は、なにわの畜産ひろば特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。
6月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、あじさい特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスマートムーランをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
7月18日、中4週で迎えた29戦目は、盛夏特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。
8月16日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の摂津盃（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。
12月11日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた32戦目は、オッズパーク2024杯（園田ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
6歳（2025年）
2月9日、中5週で迎えた33戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、アネモネ賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミヤノウッドリーに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。