トマトケチャップ（1994年生、母フェアータフネス）

トマトケチャップ（1994年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミュージックタイム（当時7歳）と交配したフェアータフネスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）ショウリ牧場。戦績は、地方26戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2000年の盆踊り特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

玉井吉丸厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

9月26日、デビュー戦は野口正宏騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディグローリーをクビ差制して初勝利を挙げた。

10月23日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

12月17日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオネスティブラッドに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた5戦目は、5歳（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月13日、中5週で迎えた6戦目は、5歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ラウンドボーイに交わされて2馬身差の2着となった。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2八（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったナスノハヤカゼにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

7月20日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、イワツバメ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で野口正宏騎手（8戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で野口正宏騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C2五以下（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で野口正宏騎手（10戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤギグロリーに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

9月4日、中2週で迎えた12戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたアサカホイッスル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、A.ソリス騎手を鞍上に迎えて、葛飾区特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C1六 C2二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は野口正宏騎手（12戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、エスティーシャネルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、紅葉特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチハマイサミから4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2000年）

4月6日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた17戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のツガルヒメに2馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

5月5日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（15戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた19戦目は、ベコニア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（16戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、リュウイチコにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月31日、中8週で迎えた20戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手（17戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、キャロルボーイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月23日、中2週で迎えた21戦目は、盆踊り特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手（18戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスーパーアレミをアタマ差振り切って5勝目を挙げた。

7歳（2001年）

2月7日、約5か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手（19戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で野口正宏騎手（20戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、スピードキャノンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月5日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野口正宏騎手（21戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で野口正宏騎手（22戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月1日、中5週で迎えた26戦目は、若松特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で野口正宏騎手（23戦5勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。