シブヤクロッシング（2016年生、母Oleanda Avenue）
Shibuya Crossing
2016.02.03
シブヤクロッシング（2016年2月3日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「渋谷交差点」。毛色は鹿毛。種牡馬のMedaglia d'Oro（当時17歳）と交配したOleanda Avenueが7歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C3一。
経歴
デビュー前
矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2019年）
2月16日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は554kg。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。
3月2日、中1週で迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。
5月25日、連闘で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では天与の敢闘精神で諦めることなく走り切り、5着に入り込んだ。
6月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
6月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。
7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
7月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に敗れた。
8月21日、中3週で迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ライム賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルメーアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
11月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイクアラッシュをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。
12月17日、中1週で迎えた12戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1870m 晴/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
4歳（2020年）
1月21日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。
2月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったモズファヴォリートに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
3月3日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。
7月31日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、ハス賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。
12月17日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた19戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヌーディストビーチに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。
5歳（2021年）
1月19日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったアチェンティにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
2月4日、中1週で迎えた21戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
3月2日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ラパウィラにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
4月1日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（10戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ミスターサンドにクビ差交わされて2着に甘んじた。
4月20日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したハッピーペコに半馬身届かず2着に敗北した。
5月12日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒロシゲウェーブにクビ差届かず2着に甘んじた。
5月26日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（13戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。
6月11日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（14戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。
7月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（15戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7月30日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
8月18日、中2週で迎えた31戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月9日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（17戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
9月29日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（18戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
デビュー前
田中範雄厩舎（園田）へ入厩。
10月22日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
11月11日、中5週で迎えた34戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（19戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。
12月1日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（20戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアデージョを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目をつかんだ。
6歳（2022年）
3月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた36戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。
デビュー前
井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。
9月4日、デビュー戦は藤田弘治騎手を鞍上に据えて、城太郎&美紀結婚記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は556kg。7頭立ての8番ゲートからスタート。競走除外となった。
2021年12月7日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。
9月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた37戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、白山温泉郷賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。
2022年10月8日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。