マイネルメーア（2016年生、母パシフィックベル）

マイネルメーア（2016年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋海（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したパシフィックベルが18歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2021年の18thゴールデンホース賞(一般C1 C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって2,052万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,800万円（28万×100口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

6月16日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

3歳（2019年）

5月5日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

7月7日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた7戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップライム賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシブヤクロッシングに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2020年）

3月14日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた9戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

6月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアネラリオに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレジェンドセラーに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月26日、中2週で迎えた12戦目は、アサガオ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ソングオブファイアにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月16日、中2週で迎えた13戦目は、ヒマワリ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモリミックスを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-7（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモリミックスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた15戦目は、仲秋特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、シッコクに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた16戦目は、香川県オリーブ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で多田羅誠也騎手（6戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンバロニンに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月18日、中1週で迎えた17戦目は、セクさん3150（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で多田羅誠也騎手（7戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシッコクに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月1日、中1週で迎えた18戦目は、安和海岸特別（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で多田羅誠也騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のエイシンオーディンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月15日、中1週で迎えた19戦目は、猿田洞特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で多田羅誠也騎手（9戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のライクトゥシャインに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月16日、中3週で迎えた20戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、川崎競輪郡司浩平KEIRINGP杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ヴィオリーナに半馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた21戦目は、18thゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のバンダイクブラウンに1馬身半の差をつけて制した。

1月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月5日、中5週で迎えた23戦目は、啓蟄特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

7月9日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフェアウェザーをクビ差振り切って10勝目を達成した。

8月31日、中3週で迎えた26戦目は、八月尽賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山林堂信彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた27戦目は、日和風特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山林堂信彦騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月1日、中6週で迎えた28戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、ポルックス賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた29戦目は、門別グランシャリオ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

12月6日、中2週で迎えた30戦目は、ゼームス坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた31戦目は、若杉朝飛騎手を鞍上に迎えて、2021ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド大井第2戦（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。