ヒロノクリプー（2010年生、母アップマイスリーヴ）

ヒロノクリプー（2010年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「家族名より＋マウイ島の通り名より」。毛色は栗毛。種牡馬のクワイエットデイ（当時10歳）と交配したアップマイスリーヴが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）青南ムラカミファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦3勝2着12回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、青南ムラカミファームから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

11月18日、デビュー戦は小林慎一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

12月22日、中4週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

3歳（2013年）

1月26日、中4週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ビービーグリフォンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカナデルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた7戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったウインホーリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のまろ33周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のオッズパーク杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた17戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ホイホイに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた21戦目は、八手賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったキチに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマヤマンバに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したアキノカリンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

4歳（2014年）

1月3日、中3週で迎えた24戦目は、雅史&亜依結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（11戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、イセノファルコンに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（13戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、コーリンマレガーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（14戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと末脚を伸ばして、最後は2着のデルマベムに1馬身半の差をつけて制した。

3月7日、中1週で迎えた28戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、菜の花特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた29戦目は、C級キング（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったエスペラールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月3日、連闘で迎えた30戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（16戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったドミニクバローズに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（17戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた33戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（18戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カピタンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（19戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、マツカゼグリーンに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（20戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた36戦目は、深見勇也騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（21戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスマートホルスに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

7月11日、中1週で迎えた38戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は深見勇也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた39戦目は、彼岸花特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（22戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた40戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、金シャチけいばNAGOYAジョッキーカップ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた41戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた42戦目は、野牡丹特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（23戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。