トーアツキヒカリ（2014年生、母トーアツキアカリ）

トーアツキヒカリ（2014年3月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋月の光」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時7歳）と交配したトーアツキアカリが16歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。主な勝ち鞍は2019年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

6月3日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

8月19日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

9月30日、中5週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

4歳（2018年）

3月11日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。5着を確保した。

4月8日、中3週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったパッシングブリーズから3馬身差の2着となった。

5月5日、中3週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカグランデから1馬身1/4差の2着となった。

6月17日、中2週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で草野太郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月11日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で草野太郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で草野太郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2019年）

1月27日、中7週で迎えた13戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスワーヴエドワードに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月23日、中3週で迎えた14戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた15戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた16戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。