ドリームプラウド（2006年生、母プリンセスシラオキ）

ドリームプラウド（2006年1月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋誇れる」。毛色は栃栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時13歳）と交配したプリンセスシラオキが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方34戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台コーポレーションから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,627.5万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,600万円（6.5万×400口）で一口馬主が募集された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月28日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

6月22日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカワキタトップに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るベルモントアグロを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマンガンオトメを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

10月12日、連闘で迎えた12戦目は、小岩井生乳100%ヨーグルト杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（9戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタカノディアスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、柳沢ベニヤマザクラ杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインサイドワークを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた14戦目は、胆沢ダム学習館レース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で関本淳騎手（11戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサチノマオを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた15戦目は、JA江刺金札米杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で関本淳騎手（12戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコアレスミラクルに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月31日、中5週で迎えた16戦目は、トーホウエンペラーメモリアル（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で関本淳騎手（13戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネエアリーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って6勝目を奪取した。

4歳（2010年）

1月10日、中0週で迎えた17戦目は、アテルイ賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は15戦連続で関本淳騎手（14戦6勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月21日、中9週で迎えた18戦目は、大崎市三本木菜の花まつりレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で関本淳騎手（15戦6勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で関本淳騎手（16戦6勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた20戦目は、平庭高原つつじまつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で関本淳騎手（17戦6勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、外山節全国大会レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で関本淳騎手（18戦6勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、遠野物語しし踊りレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で関本淳騎手（19戦6勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、寅年釜石虎舞レース（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は21戦連続で関本淳騎手（20戦6勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

6月27日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた24戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、惣三郎沼公園レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、臼木山レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（21戦6勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた29戦目は、秋田県連杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（22戦6勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったトーホクキングをクビ差捉え切れず2着となった。

9月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月5日、中4週で迎えた32戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた33戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C6b（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月18日、連闘で迎えた34戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた36戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。