マイニンハット（1997年生、母インターピレネー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、信岡牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、青池勲によって1,050万円で落札された。

2歳（1999年）

9月23日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、かなり厳しいペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、サテライトシャルカに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月28日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハネダトクユーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

12月27日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のポインセチア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた6戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスーパーダンサーに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月29日、中3週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（6戦2勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた11戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（7戦2勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（8戦2勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月17日、中4週で迎えた15戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた16戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

10月17日、中4週で迎えた17戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2001年）

4月17日、約6か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のホッコージェットに1馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

5月10日、中2週で迎えた19戦目は、緑風賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた20戦目は、プロキオン賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた21戦目は、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた22戦目は、スタールビー賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた23戦目は、ジュピター賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したヤマタイセイを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のデネブ賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイルボーイに6馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

9月28日、中4週で迎えた25戦目は、ゴールデンナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸びを見せたが、伸びてきたハロースペシャル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中4週で迎えた26戦目は、カペラ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったコアレスハンターにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中5週で迎えた27戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のベストクィーンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月28日、中1週で迎えた28戦目は、キャッツアイ賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハロースペシャルに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

5歳（2002年）

3月8日、中9週で迎えた29戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の’02グリーンカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

6歳（2003年）

4月2日、約12か月の休み明けで迎えた31戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、笠置特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月14日、中5週で迎えた32戦目は、ささゆりの郷オープン（名古屋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。