ヴァンエボン（2006年生、母タークスタンド）

ヴァンエボン（2006年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「心地よい風（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したタークスタンドが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方62戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年のねむの木賞(一般B1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、青藍牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月3日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 小雨/不良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳（2009年）

3月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったシルクトマホークにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4月4日、中1週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったベルモントサーガに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月26日、中2週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた9戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

8月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月2日、中6週で迎えた11戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、台東区特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、品川区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

11月2日、中0週で迎えた13戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、時雨特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月20日、中2週で迎えた14戦目は、イーバンク銀行IN船橋賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた15戦目は、冬野特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた16戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2010年）

1月22日、中3週で迎えた17戦目は、睦月特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた18戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、東風特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、花巡り特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、春風特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月9日、中2週で迎えた22戦目は、オメガ賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた23戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、鍾馗盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた25戦目は、練馬区特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5月31日、中0週で迎えた26戦目は、万緑特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月27日、中3週で迎えた27戦目は、りゅう座特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、こと座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた29戦目は、さそり座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた30戦目は、涼風特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、烈風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた32戦目は、グッドラック特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5歳（2011年）

1月18日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1七 C2三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（10戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（11戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた37戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C1七 C2三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた41戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1七 C2四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月13日、中1週で迎えた42戦目は、わし座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた43戦目は、東京ウォーカー☆サマートゥインクル賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた44戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた45戦目は、へびつかい座特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた46戦目は、うお座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた47戦目は、みずがめ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた48戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた49戦目は、きせかえカレンダー杯（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したラヴソースウィートに半馬身届かず2着となった。

11月14日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（9戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6歳（2012年）

1月2日、中2週で迎えた53戦目は、ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月16日、中1週で迎えた54戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2月13日、中3週で迎えた55戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月6日、中2週で迎えた56戦目は、一般C1七 C2三（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた57戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

4月21日、中3週で迎えた58戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、コマクサレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソノマンマを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた59戦目は、駒形賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバラディーをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

5月21日、中1週で迎えた60戦目は、一完歩ずつ被災地の明るい未来に（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた61戦目は、ねむの木賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のインピースに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月2日、中1週で迎えた62戦目は、こめつつじレース（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、モエレリレハンメルに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた63戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したダイメイジュエリーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた64戦目は、レインボーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた65戦目は、ムーンライトカップ（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月6日、中5週で迎えた66戦目は、南部杯カウントダウン 2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた67戦目は、奥州水沢グルメまつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた68戦目は、玉山行者にんにくレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた69戦目は、奥州市馬事文化振興実行委員会会長杯（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた70戦目は、金ケ崎温泉郷レース（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で阿部英俊騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた71戦目は、2012ファイナル JA江刺賞（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は14戦連続で阿部英俊騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7歳（2013年）

3月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた72戦目は、ホテルニュー江刺賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で阿部英俊騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。