トウショウゴリー（1990年生、母ポリートウショウ）
Tosho Gohry
1990.04.30
トウショウゴリー（1990年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリーングラス（当時17歳）と交配したポリートウショウが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地22戦3勝2着2回、地方26戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の筑前特別(500万下)。
経歴
デビュー前
阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1992年）
9月6日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
10月25日、中6週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたカピトリーノ決め手に屈して半馬身差の2着となった。
12月13日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。
12月20日、連闘で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
3歳（1993年）
1月23日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。
2月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。
4月3日、中4週で迎えた8戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。
4月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
5月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。
5月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。
6月12日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で亀山泰延騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のアスクタイガーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
7月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳500万下（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は谷中公一騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
12月12日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。
4歳（1994年）
2月19日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。
3月6日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下の筑前特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマニンマークをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。
3月20日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の壇之浦特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
4月16日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。
5歳（1995年）
5月7日、約13か月の休養明けで迎えた20戦目は、5歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（6戦0勝）。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るソンシアレイを半馬身差し切って3勝目を手にした。
5月28日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の青嵐賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヨシフサエース決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。
8月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、坂本一仁騎手を鞍上に迎えて、横倉山特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月25日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、サファイア特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本一仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月10日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、立冬特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月11日、中4週で迎えた27戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1996年）
1月6日、中3週で迎えた28戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、門松特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月4日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月11日、連闘で迎えた31戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったルックアットミーから1馬身差の2着に敗北した。
6月26日、中1週で迎えた32戦目は、竹崎大祐騎手を鞍上に迎えて、しゃくなげ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったラガーチャンピオンから2馬身差の2着に敗北した。
7月28日、中4週で迎えた33戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルサイユキングから3馬身差の2着に敗北した。
8月15日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセイグンキングに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月15日、中3週で迎えた35戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴヒカリに5馬身の差をつけて5勝目を収める
10月15日、中3週で迎えた36戦目は、愛媛県いしづち特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンチャレンジからハナ差の2着に甘んじた。
10月21日、連闘で迎えた37戦目は、もくせい特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月25日、中4週で迎えた38戦目は、香川県オリーブ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月2日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7歳（1997年）
1月2日、中3週で迎えた40戦目は、一般B3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
1月15日、中1週で迎えた41戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、小正月特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月29日、中1週で迎えた42戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた43戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般B4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月10日、連闘で迎えた44戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般B4（高知ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月12日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた45戦目は、一般B4（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月15日、中4週で迎えた46戦目は、一般B4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月13日、中3週で迎えた47戦目は、一般B4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月20日、連闘で迎えた48戦目は、一般B4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。