ダイヤルアモン（1991年生、母シービーフラワー）

ダイヤルアモン（1991年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシービークロス（当時16歳）と交配したシービーフラワーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は外舘万明。戦績は、中央平地21戦1勝2着5回、地方34戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山吉三郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月14日、デビュー戦は竹原啓二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/不良）に出走。馬体重は494kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったノーザンプリンセスに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（1994年）

5月8日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹原啓二騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着に入った。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹原啓二騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリアフォーモサにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹原啓二騎手（4戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヤクモエンジェルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で竹原啓二騎手（5戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のセプテンバーソングをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月31日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹原啓二騎手（6戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったミュージカルにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の越後特別（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹原啓二騎手（7戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹原啓二騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹原啓二騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

4歳（1995年）

2月5日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

3月19日、中5週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（10戦1勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月22日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

5月7日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったパラダイスチャイムに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月14日、連闘で迎えた15戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

9月2日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた17戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の五頭連峰特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の本栖湖特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（11戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（12戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹原啓二騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹原啓二騎手（14戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5歳（1996年）

2月18日、中9週で迎えた22戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、紅梅特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた23戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた24戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた25戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスウィートオーに5馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、すいせん特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイセロードから3馬身差の2着となった。

5月13日、連闘で迎えた29戦目は、白藤特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月18日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた30戦目は、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月28日、中0週で迎えた31戦目は、紅花特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた32戦目は、あざみ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平田貴裕騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた33戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平田貴裕騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月9日、中1週で迎えた34戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平田貴裕騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた35戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平田貴裕騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月6日、中1週で迎えた36戦目は、野路菊特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平田貴裕騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた37戦目は、りんどう特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で平田貴裕騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた38戦目は、けいとう特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平田貴裕騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた39戦目は、白菊特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で平田貴裕騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた40戦目は、尾花特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で平田貴裕騎手（13戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月30日、中1週で迎えた41戦目は、名古屋チャレンジカップ韋駄天賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で平田貴裕騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1997年）

1月4日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた42戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で平田貴裕騎手（15戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた43戦目は、白梅特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で平田貴裕騎手（16戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた44戦目は、A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で平田貴裕騎手（17戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた45戦目は、A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で平田貴裕騎手（18戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた46戦目は、A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で平田貴裕騎手（19戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月31日、中1週で馬体重を前走から106kg減らして迎えた47戦目は、すみれ草特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で平田貴裕騎手（20戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月11日、中1週で馬体重を前走から94kg戻して迎えた48戦目は、さくら特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で平田貴裕騎手（21戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた49戦目は、やまぶき特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で平田貴裕騎手（22戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた50戦目は、水仙特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で平田貴裕騎手（23戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた51戦目は、けやき特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で平田貴裕騎手（24戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた52戦目は、あじさい特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で平田貴裕騎手（25戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた53戦目は、いちじく特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は26戦連続で平田貴裕騎手（26戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた54戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で平田貴裕騎手（27戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた55戦目は、カンナ特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は28戦連続で平田貴裕騎手（28戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。