ダイワナイト（2007年生、母レイクミード）

ダイワナイト（2007年1月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋騎士」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したレイクミードが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地21戦5勝2着2回、地方7戦0勝2着1回。2009年のカンナステークス(オープン)で2着に入った他、2013年のハーベストカップ(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大城敬三によって1,942.5万円で落札された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

6月28日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

8月2日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のセイコーライコウを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

9月19日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったノーワンエルスにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中5週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3歳（2010年）

1月16日、中5週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったセイウンオウサムに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月13日、中7週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るトロンプルイユを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

4月3日、中2週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

6月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（5戦2勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はパドトロワと並んで1着同着となった。

8月21日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の長岡ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（6戦3勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は失速してしまい17着に敗れた。

4歳（2011年）

2月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の雲雀ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（7戦3勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4月16日、中6週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月18日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の火打山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた16戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のHBC賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のダンシングロイヤルに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月16日、中7週で迎えた17戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の白秋ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上1600万下のみちのくステークス（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた19戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエーシンヒットマンに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

5歳（2012年）

1月28日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3月3日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月28日、約6か月の休み明けで迎えた22戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、東京中日スポーツ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

10月25日、中7週で迎えた23戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

6歳（2013年）

2月19日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、紅梅賞（大井ダート1200m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた25戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、アルファルド賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

7月24日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、'13スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた27戦目は、夕刊フジ葉月賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

10月13日、中7週で迎えた28戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、ハーベストカップ（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパーワシントンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。