シェアハッピー（2014年生、母ポンデュガール）

シェアハッピー（2014年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のハイアーゲーム（当時13歳）と交配したポンデュガールが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別敏朗。戦績は、地方23戦4勝2着4回。2017年の’17桃花賞(牝)に勝利した他、2016年のルビー特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

5月19日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るソッサスブレイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのルビー特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキタアルプスを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月11日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフルールカップ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったハタノオヌールにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

10月13日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた8戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月31日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマシェールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2017年）

1月24日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンの’17桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のガロに1馬身1/4の差をつけて4勝目をマークした。

2月22日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

5月11日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた14戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着を確保した。

8月11日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

9月7日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた16戦目は、3歳S2の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定Jpn2のレディスプレリュード（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったステップオブダンスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月30日、中6週で迎えた19戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

4歳（2018年）

8月16日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のシンデレラチャレンジ2（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のシンデレラチャレンジ3（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

10月9日、中1週で迎えた22戦目は、東京光の大祭典賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、伸びてきたコパノビジン決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

11月6日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のさざんか賞（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオルキスリアンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月4日、中3週で迎えた24戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

5歳（2019年）

1月21日、中2週で迎えた26戦目は、ウェルカム2019賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた27戦目は、如月特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた28戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で柏木健宏騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦の’19 ティアラカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柏木健宏騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したアムールリアンを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月1日、中4週で迎えた30戦目は、牝馬限定S3のしらさぎ賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で柏木健宏騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

6月3日、中4週で迎えた31戦目は、アレキサンドライト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柏木健宏騎手（11戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

8月15日、中9週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦のシンデレラチャレンジIA2以下（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月27日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた33戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の夕刊フジ×サンスポZBAT!賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月29日、中4週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦のクイーンズオーディション（クイ（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に終わった。

2019年12月18日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。