ワールドサンデー（2000年生、母イブキバイチャンス）

ワールドサンデー（2000年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハートレイク（当時9歳）と交配したイブキバイチャンスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田嘉隆。戦績は、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年のはくちょう座特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

佐藤壽厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2003年）

5月19日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたラピーナグランデ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトレードプレイスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中3週で迎えた3戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月30日、中8週で迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

10月10日、中0週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスポットライトを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月25日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、セイエイフクアリに交わされて2馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったコータローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のランチタイムに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月20日、中0週で迎えた15戦目は、飛鳥山特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた16戦目は、板橋区特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセブンサマーに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月13日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のメイクアップレディに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

7月8日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ノブナガノヨウニに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた19戦目は、つる座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた20戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマキノヒーローを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を収める

9月14日、中3週で迎えた21戦目は、観月賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2005年）

5月10日、約8か月の休み明けで迎えた22戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のシューティングスター賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。