スピットファイアー（2005年生、母プレシャスマンデー）

スピットファイアー（2005年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イギリスの戦闘機名」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時12歳）と交配したプレシャスマンデーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月12日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月22日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったカシノネロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2008年）

4月13日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブレイブファイトを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月10日、中3週で迎えた5戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1800m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、最後はヨドノヒーローと並んで3着同着となった。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたタガノエルシコ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

5月24日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。