アリダーサージ（1998年生、母フミノルビー）

アリダーサージ（1998年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時8歳）と交配したフミノルビーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大平ファーム。戦績は、地方35戦9勝2着3回。2002年の金杯(地方重賞)に勝利した他、2002年の姫神賞(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

福田秀夫厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2000年）

8月15日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は437kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラティアラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞の野菊賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブソルジャーから4馬身差の2着となった。

10月28日、中3週で迎えた4戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクラネーションに4馬身の差をつけて優勝

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2001年）

4月22日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドスキーから6馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

6月4日、中3週で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったメグミウイナーから半馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた10戦目は、3歳A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクラネーションに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、中5週で迎えた13戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で西康志騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のトパーズカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミルキーウェイカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニングスカイに4馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラティアラに5馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

12月19日、中4週で迎えた17戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 小雪/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネサイテリオスに2馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

4歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカントリーチャンプに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロブルボンに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月12日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は西康志騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた21戦目は、姫神賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメグミウイナーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月7日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた23戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

5歳（2003年）

5月25日、約9か月半の休み明けで迎えた24戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた25戦目は、姫神賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた26戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6歳（2004年）

4月12日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた27戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた29戦目は、姫神賞（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた32戦目は、桂樹杯（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた33戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた34戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた35戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。