カネサイテリオス（1997年生、母ゴールデンウインド）
Kanesai Telios
1997.06.14
カネサイテリオス（1997年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時9歳）と交配したゴールデンウインドが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉 光博。戦績は、地方53戦14勝2着10回。主な勝ち鞍は2004年のブラッドストーン特別(一般B2二以下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、小倉光博から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
佐藤正信厩舎（水沢）へ入厩。
2歳（1999年）
8月22日、デビュー戦は菅原幸弘騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は435kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月1日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のキングカイザーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原幸弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（2000年）
4月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、4歳B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原幸弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニチジュウモガミから4馬身差の2着となった。
4月15日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、4歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原幸弘騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエチュードボーイから半馬身差の2着に敗北した。
5月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原幸弘騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原幸弘騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月24日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、4歳B2（水沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原幸弘騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルデンオリオンから半馬身差の2着に敗北した。
7月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原幸弘騎手（10戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月31日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原幸弘騎手（11戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、マルケイマイルズに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
8月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で菅原幸弘騎手（12戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
9月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦のサルビア特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原幸弘騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月16日、中1週で迎えた15戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカラミラクルに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手にした。
10月14日、中3週で迎えた16戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウケイベストから2馬身半差の2着となった。
10月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は西康志騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノライオネスに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングカイザーに4馬身の差をつけて制した。
12月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳A1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリチュームイオンからハナ差の2着に甘んじた。
12月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳A1（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイベストをクビ差制して勝利を手中に収めた。
4歳（2001年）
4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、エイプリルカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西康志騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナグルチャンスに半馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。
4月23日、中1週で迎えた22戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西康志騎手（6戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西康志騎手（7戦5勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイリッシュラインからクビ差の2着となった。
8月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーライトニングに1馬身半の差をつけて7勝目をゲットした。
8月25日、連闘で迎えた26戦目は、はづき賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（9戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月24日、中3週で迎えた27戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーダグラスからハナ差の2着となった。
10月6日、中1週で迎えた28戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグヘリオスに半馬身の差をつけて8勝目をマークした。
11月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイヴハットに3/4馬身の差をつけて優勝
11月18日、中1週で迎えた30戦目は、さざんか賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノライオネスからハナ差の2着に甘んじた。
12月19日、中3週で迎えた31戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 小雪/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアリダーサージから2馬身半差の2着に敗北した。
12月30日、中1週で迎えた32戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 雪/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナグルチャンスに6馬身の差をつけて優勝
5歳（2002年）
1月6日、連闘で迎えた33戦目は、六華賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイヴハットに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4月13日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた35戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月27日、中3週で迎えた36戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（6戦2勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月8日、中3週で迎えた38戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（2003年）
4月7日、約9か月の休み明けで迎えた39戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、エイプリル特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
4月30日、中2週で迎えた40戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のエメラルド特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
6月3日、中4週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の青葉特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。
6月30日、中3週で迎えた42戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャンディーベルに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
7月23日、中2週で迎えた43戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
7歳（2004年）
3月23日、約8か月の休養明けで迎えた44戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジキングダムを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って久々の一戦を物にした。
10月26日、約7か月の休み明けで迎えた45戦目は、三里塚特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋田実騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。
11月19日、中2週で迎えた46戦目は、霜月特別（船橋ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で秋田実騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた47戦目は、一般B2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋田実騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイチーターに6馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
8歳（2005年）
6月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた48戦目は、一般B2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋田実騎手（6戦3勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。
7月19日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた49戦目は、三峯山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋田実騎手（7戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた50戦目は、両神山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤正人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
9歳（2006年）
10月9日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた51戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた52戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
12月16日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた53戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。