キャンディーベル（1998年生、母ダイナシュガー）

キャンディーベル（1998年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時11歳）と交配したダイナシュガーが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方25戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の御成特別(一般B3三)。

経歴

デビュー前

佐藤喜良厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマジュンシュガーから3馬身差の2着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のザマオペラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月22日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテラノジュディーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月24日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユニバーサルボスに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

4歳（2002年）

1月29日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のリーチザピークに半馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

2月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミカツウルフからクビ差の2着に甘んじた。

8月12日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から36kg戻して迎えた10戦目は、アクアライン特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキスミープリーズをハナ差だけ差し切って休み明けの一戦をモノにした。

9月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセカンドベストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

10月8日、中3週で迎えた12戦目は、ムーンライト特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングオブルーツに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月15日、中4週で迎えた13戦目は、御成特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカミナリマジックに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2003年）

1月7日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、初詣特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、夜桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の花衣特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（9戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた17戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（10戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったフリートブリザードに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた19戦目は、水無月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったカネサイテリオスにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

7月22日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定G3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

11月17日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、ハンデ戦の小春特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた22戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月15日、中1週で迎えた23戦目は、イルミネーション特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、オデオンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2004年）

1月4日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のお年玉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、伸びてきたオーバーロード決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた25戦目は、夏雲特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。