キングオブルーツ（1999年生、母タカノルージュ）

経歴

デビュー前

2歳（2001年）

11月30日、デビュー戦は金子正彦騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は417kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウンブロッサムに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2002年）

5月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

6月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカネショウスキャンにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、上村尚寛騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカツノゼファーに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村尚寛騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月22日、中0週で迎えた8戦目は、3歳戦のりんどう特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村尚寛騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のサファイヤフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で上村尚寛騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒカルイナズマを強烈な末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

9月28日、中2週で迎えた10戦目は、港区特別（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で上村尚寛騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

10月8日、中0週で迎えた11戦目は、ムーンライト特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で上村尚寛騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったキャンディーベルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、照葉特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上村尚寛騎手（6戦2勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた13戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で上村尚寛騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた14戦目は、トルコ石特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で上村尚寛騎手（8戦2勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で上村尚寛騎手（9戦2勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のグッドラック特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で上村尚寛騎手（10戦2勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた17戦目は、昇龍特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマスコットアイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月28日、中3週で迎えた18戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は上村尚寛騎手（11戦2勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の春風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村尚寛騎手（12戦2勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月16日、中1週で迎えた20戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、踏青特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフリートブリザードに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月1日、中1週で迎えた21戦目は、ファンシーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイディンワンダーにクビ差届かず2着となった。

6月12日、中5週で迎えた22戦目は、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた23戦目は、水無月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた24戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の盛夏特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤングウメに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

8月20日、中3週で迎えた25戦目は、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた26戦目は、セプテンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたブラックベス決め手に屈してアタマ差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた27戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、カムイユカラ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた28戦目は、由比ヶ浜特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた29戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（2004年）

6月7日、約7か月の休養明けで迎えた30戦目は、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るビービープレジャーを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って久々の一戦を物にした。

7月5日、中3週で迎えた31戦目は、’04 スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

10月6日、約3か月の休み明けで迎えた32戦目は、青海波特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったジョウテンデヒアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月23日、中6週で迎えた33戦目は、小春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオルターネイティヴをアタマ差振り切って7勝目をゲットした。

12月22日、中3週で迎えた34戦目は、冬木立特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンポンドを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って8勝目を手に入れた。

6歳（2005年）

9月29日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、ハンデ戦の長月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（10戦4勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。