ホーエイホーユー（1995年生、母ホーエイフアスト）

ホーエイホーユー（1995年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時10歳）と交配したホーエイフアストが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫宝牧場。戦績は、地方29戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

柳江俊明厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1998年）

3月15日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカイキョウアンサーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月6日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月15日、中5週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フジヨシコバンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月8日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリスタルターボに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

7月15日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4歳（1999年）

1月4日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はシゲルマジックメイと並んで1着同着となった。

1月31日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアズキに3馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

2月14日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた11戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月14日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカミカミーユに4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

4月10日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（5戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミマツレンザンに交わされて1馬身差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミマツレンザンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた16戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

6月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（9戦3勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた18戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（10戦3勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月11日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマトダンサーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったヤマトダンサーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月16日、中2週で迎えた21戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、新穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオオクラフレンドに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

5歳（2000年）

1月11日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系一般C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、サウスエクスプレスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

1月25日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ハヤテスーパーに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月8日、中1週で迎えた24戦目は、バレンタイン特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた25戦目は、梅月特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田辺弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

3月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイシヤードルから2馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中3週で迎えた27戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。