ハーベストブルー（2012年生、母ハニーダンサー）

ハーベストブルー（2012年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「収穫＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時18歳）と交配したハニーダンサーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方31戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の一般B2三。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

1月12日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

4月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、6着に終わった。

8月15日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウルドシャトルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたテイケイユピテル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルモントノホシに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、ピーチャン号の飛躍を願う杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のデンコウチャームに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウエスタンソレイユに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1-5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトロピカルジュエルに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2016年）

1月14日、中2週で迎えた13戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、パスファインダーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレディームーンを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田知弘久騎手（6戦5勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒルノリヴァプールに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月27日、中3週で迎えた17戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（7戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデンカノホウトウに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月12日、中1週で迎えた18戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、がんばれ菜七子さん!（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（8戦6勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた20戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マコトダッソーに交わされて5馬身差の2着となった。

5月26日、連闘で迎えた21戦目は、あおさ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた23戦目は、てるてる坊主賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、大銀杏賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月22日、中2週で迎えた26戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

9月1日、中0週で迎えた27戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

10月1日、中3週で迎えた28戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したカンタベリーヒメにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月30日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた32戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5歳（2017年）

1月4日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた35戦目は、南天賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。