モエレシリアス（2008年生、母サーニャ）

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

8月10日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニュンペーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

10月19日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

12月7日、中4週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマダムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

3歳（2011年）

1月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のワタリハヤクモをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。

2月8日、中3週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の碧空特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

4月20日、中7週で迎えた10戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、キューティガビーに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のディナージャケットに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月13日、中2週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、阪急高速バス特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた17戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、がんばろう釜石（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4歳（2012年）

1月13日、中7週で迎えた20戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた21戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ガス橋特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、小手毬特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた23戦目は、鍾馗盃（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月4日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた25戦目は、テレ玉バッハ賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハヤブサロケットをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

10月12日、中3週で迎えた26戦目は、金木犀特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤマニンモンスターにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月2日、中2週で迎えた27戦目は、三里塚特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた28戦目は、神楽月特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

5歳（2013年）

5月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、紅バラ賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は濱田達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた31戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月22日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のディーズプリンセスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月13日、中7週で迎えた33戦目は、サファイア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。