ワタリハヤクモ（2008年生、母フジヤマビジン）

経歴

デビュー前

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 雨/不良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったトーホクスピリットに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したレディージャスミンにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したリュウノフラッシュを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、グランプリボーイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノマッハを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

12月6日、中4週で迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のポートサイドスター特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のフレッシュステッキ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（2011年）

1月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したモエレシリアスにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月8日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の碧空特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

5月2日、中9週で迎えた12戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のブルーベリー特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフサイチアデクタムに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月8日、中2週で迎えた16戦目は、芙蓉特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2012年）

10月16日、約14か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月17日、中5週で迎えた19戦目は、山泉恵宥ISG記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5歳（2013年）

2月7日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた22戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月29日、中3週で迎えた24戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた25戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた26戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた27戦目は、片岡修二退職記念特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。