カシノレオン（2006年生、母カシノリファール）

カシノレオン（2006年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサイレントハンター（当時13歳）と交配したカシノリファールが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は柏木務。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、中央障害5戦1勝、地方31戦2勝2着5回。2008年のひまわり賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

7月19日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったサイレントビートに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月4日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた7戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

12月28日、中5週で迎えた8戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

3歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のノカイドウ特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムビビッドからクビ差の2着に惜敗した。

2月3日、連闘で迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノチェストから半馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

7月20日、中7週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、大隅特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた18戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のチャールストンをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

11月1日、中4週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウォーエレファントをクビ差だけ差し切って2勝目を収める

4歳（2010年）

1月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジョをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

2月4日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったウルトライエローに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ダイワポーラスターに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた30戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カネトシポインターに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた32戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、やまゆり賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

8月12日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた34戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、大隅特別（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた36戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた37戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた38戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、オパールスター賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

12月25日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた40戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の沖の島特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

5歳（2011年）

1月22日、中3週で迎えた41戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月28日、約6か月の休み明けで迎えた42戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた43戦目は、屋形山カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた44戦目は、坪井川カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた45戦目は、白髪岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた46戦目は、サファイアカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた48戦目は、KJ3の九州記念（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた49戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、有明海特別（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた50戦目は、ひばり特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は林陽介騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた51戦目は、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた52戦目は、RKK特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。