シャーディーガンバ（1999年生、母マツフレーム）

シャーディーガンバ（1999年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時13歳）と交配したマツフレームが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱忠。戦績は、地方33戦5勝2着6回。2002年の日本海ダービー(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月8日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のノノハナバタケに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月28日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月6日、中7週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインアップルから半馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中2週で迎えた6戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマサルランバーに1馬身半の差をつけて制した。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノハイキングからハナ差の2着に甘んじた。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のステラクィーンに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

12月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2002年）

1月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の新春ジュニア（中京(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月22日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロイヤルムービーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月8日、中1週で迎えた14戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の日本海ダービー（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキヌガサダンサーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた16戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアエノメロディーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中5週で迎えた17戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンボレロにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュンエイノバに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

11月9日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアカデミースズカに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

11月23日、中1週で迎えた21戦目は、ペプシコーラ特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月3日、中0週で迎えた22戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた23戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた24戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4歳（2003年）

1月7日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4月14日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、バーベナ特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、牡牛座特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた28戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、藤の花特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた32戦目は、雷鳥特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。