ロッキーブレイヴ（2018年生、母スウィングダンス）

ロッキーブレイヴ（2018年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「岩のような+勇敢な」。毛色は鹿毛。種牡馬のケープブランコ（当時11歳）と交配したスウィングダンスが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。2022年のオータムカップ(地方重賞)に勝利した他、2022年のオータムカップを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

5月22日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は520kg。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた2戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

8月6日、中4週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のローゼオに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー36（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレモンソーダを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の結月誕生100日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウトリプルに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月28日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラスシャイニングに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のオクトーバードリーム戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴァンヤールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビッグゴシップに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、とちのき杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

12月8日、中4週で迎えた11戦目は、くぬぎ杯（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のツインシップを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4歳（2022年）

1月2日、中3週で迎えた12戦目は、常滑特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルースウェードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、鮃特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（8戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイペイシェンスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月9日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた15戦目は、鱚特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンデーグラスを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて順当に勝利した。

7月18日、中2週で迎えた16戦目は、地方重賞の名港盃オープン（名古屋ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月15日、中7週で迎えた17戦目は、長月昇竜戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウインフェーデを半馬身振り切って制した。

10月6日、中2週で迎えた18戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（11戦9勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアンタンスルフレに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月11日、中4週で迎えた19戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（12戦10勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた21戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5歳（2023年）

1月26日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイイネイイネイイネに7馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

3月23日、中3週で迎えた24戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（14戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のウインハピネスに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月27日、中4週で迎えた25戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた26戦目は、湾岸スターカップ（名古屋ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた27戦目は、地方重賞の飛山濃水杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた28戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、カンナオープン（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6歳（2024年）

3月1日、約8か月の休養明けで迎えた30戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた31戦目は、マーチカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた32戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、浅蜊特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。