シハーブ（2016年生、母サマーハ）

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額5,000万円（10万×500口）で一口馬主が募集された。

2歳（2018年）

11月11日、デビュー戦はC.オドノヒュー騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は534kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のロジポルカに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2019年）

8月17日、約9か月半の休養明けで迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ライジングドラゴンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月31日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したグロリアスホープを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペイシャシキブに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月9日、中5週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの立川特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月11日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの津軽海峡特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドエランドールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月17日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの平城京ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続でC.ルメール騎手（5戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月19日、中8週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの御影ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続でC.ルメール騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したシゲルホサヤクを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2022年）

2月19日、中8週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの播磨ステークス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続でC.ルメール騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず最後はジャスパーシャインと並んで8着同着となった。