シークレットアリア（2014年生、母D’Enough）

経歴

デビュー前

2歳（2016年）

12月22日、デビュー戦は橋本直哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキラーサイクミレーに約14馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2017年）

1月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、クラトリガーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットでバテずに粘り続けて、最後は2着のプリトヴィツェに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

7月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

7月17日、中0週で迎えた7戦目は、月見草特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、晩夏特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

11月23日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C1（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラベリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、中3週で迎えた10戦目は、ターコイズ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4歳（2018年）

1月10日、中2週で迎えた11戦目は、迎春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったティースワロに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月27日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の晩春特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着に入った。

5月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、カーネーション特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

9月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた14戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサファイア特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のツーエムカイザーをクビ差振り切って久々に勝利を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のマックスハートを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

10月23日、中3週で迎えた16戦目は、マルチフェイス特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ラガッソに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月20日、中3週で迎えた17戦目は、マルチメモリー特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のリルティングインクをクビ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

5歳（2019年）

2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、ハンデ戦の建国記念の日特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ストロングハートに3/4馬身交わされて2着となった。

3月26日、中5週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦の’19 ティアラカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

7月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦の水芭蕉特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のホウショウレイルを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月20日、中6週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスプリングマンに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月11日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、ハンデ戦の夜長月特別（浦和ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

11月6日、中7週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のけやき賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

6歳（2020年）

3月5日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は左海誠二騎手（10戦2勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた25戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の’20 ティアラカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ヴィルトファンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた26戦目は、ハンデ戦の夜長月特別（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（11戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7歳（2021年）

2月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた27戦目は、ハンデ戦のジンチョウゲ特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3月30日、中6週で迎えた28戦目は、牝馬限定戦の’21 ティアラカップ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（13戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた29戦目は、鳥待月特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（14戦2勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

2022年1月7日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。