クリスタルヤワタ（1991年生、母スマイリング）

クリスタルヤワタ（1991年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時17歳）と交配したスマイリングが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地6戦0勝、地方27戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1994年の高崎オークス。

経歴

デビュー前

一倉昌行厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1993年）

8月21日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は420kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストイメージから1馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイソクヤマからクビ差の2着となった。

10月26日、中6週で迎えた3戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゴクシルビアに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトドロキアサヒから1馬身半差の2着となった。

3歳（1994年）

1月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクライトマドカから1馬身差の2着となった。

2月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のクイーンカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のクライトマドカに3/4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳戦の高崎皐月賞（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた10戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田政弘騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた11戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保田政弘騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドツアラーから1馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中6週で迎えた12戦目は、3歳戦の高崎オークス（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田政弘騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスリンタックに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保田政弘騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1995年）

1月3日、中3週で迎えた14戦目は、やまどり特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で久保田政弘騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた15戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた16戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた17戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（13戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキミノサンシローから3/4馬身差の2着となった。

3月19日、中0週で迎えた19戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（14戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた20戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、中2週で迎えた21戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた22戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた23戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（18戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた24戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（19戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月21日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメーカーカチドキから2馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤワスターに半馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5歳（1996年）

1月27日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた31戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた32戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の六日町特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

9月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、ハーベストムーン特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。