レインボーリバティ（1997年生、母サンキヨーセンサー）

レインボーリバティ（1997年5月6日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時9歳）と交配したサンキヨーセンサーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、地方40戦6勝2着3回。2000年のゴールドカップ(ハンデ地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

函館喜弘厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2000年）

1月21日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイシュウスパークを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

2月15日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のスリージャガーに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

3月19日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアカギプリンセスに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の春蘭特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月18日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハカタダイキチをクビ差振り切って4勝目をマークした。

6月22日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（5戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（6戦4勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳地方重賞のミレニアムカップ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（7戦4勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月17日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（8戦4勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月8日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦のサファイア賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（9戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたタイコウサンライズ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

10月17日、中5週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（10戦4勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（11戦4勝）。9頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダービーヒルズに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月20日、中5週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石井勝男騎手（12戦5勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の新春盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石井勝男騎手（13戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったフドオーから1馬身半差の2着に敗北した。

2月1日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、ハンデ戦の’01ウインターカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で石井勝男騎手（14戦5勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハクシュカッサイに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月14日、中5週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた17戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は12戦連続で石井勝男騎手（15戦6勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

4月5日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石井勝男騎手（16戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月29日、約8か月の休養明けで迎えた19戦目は、ハンデ戦の古都特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石井勝男騎手（17戦6勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後はモミジホープと並んで5着同着となった。

12月18日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石井勝男騎手（18戦6勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

5歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の新春千葉盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で石井勝男騎手（19戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ナイキダンサーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2003年）

3月25日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、ハンデ戦の弥生特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で石井勝男騎手（20戦6勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた23戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’03プラネットカップ（大井ダート1790m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石井勝男騎手（21戦6勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’03ブリリアントカップ（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は林幻騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた26戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’03シーサイドカップ（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた27戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’03サマーナイトカップ（大井ダート1690m 雨/重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（22戦6勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7歳（2004年）

2月9日、約6か月の休み明けで迎えた29戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（23戦6勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた30戦目は、おぼろ月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた31戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は林幻騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた32戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の皐月特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた34戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、ハンデ戦のポートサイド賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（24戦6勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月1日、中4週で迎えた37戦目は、ベイシティカップ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

8歳（2005年）

4月20日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の卯月特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の薫風特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。