ハイモビリティ（2018年生、母フューチャーセイル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ゼットステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹下浩一によって1,674万円で落札された。

3歳（2021年）

1月10日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井瑠星騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月3日、中6週で迎えた5戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のマックスウォリアーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月11日、連闘で迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は坂井瑠星騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

10月16日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

4歳（2022年）

3月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、花見月特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月5日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、穀雨特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月20日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、開成町阿波おどり特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ最後はエレガントヴォイスと並んで6着同着となった。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、疾駆特別（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5歳（2023年）

2月15日、約8か月半の休養明けで迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、高麗川特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

7月18日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた17戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、オーガストダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた18戦目は、神威賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた19戦目は、剛勇賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた20戦目は、大磯らしい潤いづくり賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6歳（2024年）

1月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、布袋尊賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオルロージュに5馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

1月29日、中3週で迎えた22戦目は、モナコ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月1日、中5週で迎えた24戦目は、ドリーミー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた25戦目は、パティオ賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた26戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた27戦目は、インフィオラータ賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた28戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたモノクロームスター決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月20日、中1週で迎えた29戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、つんさんお誕生日特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた30戦目は、夏子さん幸多かれ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月16日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた31戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヴィナクローナをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

9月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のチョメチョメに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月20日、中2週で迎えた33戦目は、コスモス特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石本純也騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ハイケンスに交わされて4馬身差の2着となった。