スエヒロコマンダー（1995年生、母スエヒロジョウオー）

スエヒロコマンダー（1995年3月25日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時5歳）と交配したスエヒロジョウオーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地60戦7勝2着9回。1999年の鳴尾記念(G2)に勝利した他、1999年の金鯱賞(G2)で2着に入るなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

7月19日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したトウカイパンチに3/4馬身届かず2着となった。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

9月27日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入った。

11月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。17頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアグネスチャンプを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドクトリンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3歳（1998年）

2月1日、中5週で迎えた11戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

3月1日、中3週で迎えた12戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた13戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下のひなぎく賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったスターパスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳500万下のたちばな賞（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた17戦目は、4歳500万下の野苺賞（阪神芝2200m 雨/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウオウドウに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた18戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のスギノダンサーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の栂尾特別（京都芝2200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた21戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた22戦目は、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は小池隆生騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上900万下の八瀬特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月5日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた24戦目は、L.キャシディ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’98ゴールデンブーツトロフィー（阪神芝2200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したジントルネードを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

1月6日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた26戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の稲荷特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウバチカンをアタマ差振り切って3勝目をつかんだ。

2月7日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のインターシュンを半馬身振り切って4勝目をつかんだ。

2月21日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた29戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 雨/重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（中京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（5戦2勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のトゥナンテをクビ差振り切って初の重賞タイトルを獲得した。

5月29日、中5週で迎えた31戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（6戦3勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したミッドナイトベットを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月20日、中2週で迎えた32戦目は、G2の鳴尾記念（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のテナシャスバイオをクビ差振り切って2つ目の重賞タイトルを手にした。

7月11日、中2週で迎えた33戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（8戦4勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月6日、約4か月の休養明けで迎えた34戦目は、カシオペアステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（9戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

11月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（10戦4勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた36戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5歳（2000年）

1月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（11戦4勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた38戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた40戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 雨/重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6月11日、中2週で迎えた41戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデG3の七夕賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた44戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた45戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

6歳（2001年）

1月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた46戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

1月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた47戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた48戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた49戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたロードクロノス決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月1日、中3週で迎えた50戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月19日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた51戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

10月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた52戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて2着となった。

11月4日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた53戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた54戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エリモブライアンに交わされて2馬身半差の2着となった。

7歳（2002年）

5月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた55戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（6戦1勝）。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた56戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

9月8日、約3か月の休み明けで迎えた57戦目は、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のメジロサンドラを3/4馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

10月6日、中3週で迎えた58戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを5馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に終わった。

11月30日、中7週で迎えた59戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8歳（2003年）

1月19日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた60戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。