プラウドメアリー（2007年生、母プラウドウイングス）

プラウドメアリー（2007年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時12歳）と交配したプラウドウイングスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の自由民権板垣退助特別(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月17日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた5戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の及川サトル大賞典特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったナロウエスケープに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

6月6日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモスティールに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウカネツグに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコスモスティールに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、井野正宏祝三十歳特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったモエレフィールドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月22日、中4週で迎えた11戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のポルカドットに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月17日、中3週で迎えた12戦目は、自由民権板垣退助特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るザムーンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って順当に勝利した。

11月20日、中8週で迎えた13戦目は、梼原雲の上のまち特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（7戦5勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた14戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、須崎かわうその里特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。