ビッグヒップルーフ（2019年生、母リーズントウショウ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本健一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって440万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、大屋高広によって495万円で落札された。

井上弘之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2021年）

6月28日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は449kg。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月5日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の52.5万円以下（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、サファイアサーラに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦の解き放て TCK賞 124.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

3歳（2022年）

1月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村健司騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

3月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の264.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡村健司騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の173.5万円以下（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡村健司騎手（8戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の246.5万円以下（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡村健司騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡村健司騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサヨノネイチヤにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡村健司騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の281.5万円以下（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で岡村健司騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で岡村健司騎手（13戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で岡村健司騎手（14戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月18日、中2週で迎えた16戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（15戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパーペチュイティにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月6日、中3週で迎えた18戦目は、ハレザ池袋賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（16戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（17戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（18戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4歳（2023年）

2月23日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（19戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（20戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡村健司騎手（21戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡村健司騎手（22戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5月26日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は千田洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたレインツリー決め手に屈してハナ差の2着となった。

6月5日、中0週で迎えた26戦目は、一般C1八九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヒメカミノメガミに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月4日、中5週で迎えた28戦目は、マイ・タイ賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

10月6日、中8週で迎えた29戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

5歳（2024年）

3月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた30戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で千田洋騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月9日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（23戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（24戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた33戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、アビー賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた34戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のローガンマウンテンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた36戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた37戦目は、碁石海岸賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ミルクティーローズ賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ミヤビプレシャスに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた39戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

9月16日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた40戦目は、豊間根川源流賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた42戦目は、お陰様で30年競馬シンクタンク賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のラストサミットに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月29日、中1週で迎えた43戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド盛岡第2戦（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた44戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。