ゴーゴーナイナー（1998年生、母プラスマチョン）

ゴーゴーナイナー（1998年5月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時13歳）と交配したプラスマチョンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、地方14戦2勝2着2回。2001年の’01桃花賞(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米山仲司厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

8月23日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したバレリーフォンテンにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバブルカムサンデーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月29日、中9週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のクリスマスリース特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月27日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの’01桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

4月10日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のドウカンタイヨオーに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

5月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の牡丹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月8日、中8週で迎えた10戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた12戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノタイフーンから3馬身差の2着となった。

11月9日、中4週で迎えた13戦目は、円良田湖特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の晩秋特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。