マルフジジッコウ（1999年生、母タマノシヤーク）
1999.05.20
マルフジジッコウ（1999年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のヒゼンヤマト（当時14歳）と交配したタマノシヤークが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は岡元 恒雄。戦績は、地方40戦7勝2着9回。2002年の九州弥生賞(アラ系3歳)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、岡元恒雄から「大崎市場アングロアラブ2歳」に上場され、徳重実幸によって43.05万円で落札された。
九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（2001年）
7月14日、デビュー戦は岡元隆太騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は406kg。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。
8月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。
8月14日、中0週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーエイテットに交わされて1馬身半差の2着となった。
9月2日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マチカネサンダーに交わされて5馬身差の2着となった。
9月17日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
11月17日、中8週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンオブライエンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
12月9日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのはがくれ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡元隆太騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
12月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡元隆太騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。
3歳（2002年）
2月25日、中8週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡元隆太騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモナクランタンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
3月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの九州弥生賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡元隆太騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクニノオーカンを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。
3月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡元隆太騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
4月21日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡元隆太騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンのエメラルドカップ（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で岡元隆太騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。
5月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡元隆太騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた15戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーエイホームランに交わされて1馬身差の2着となった。
6月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
7月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコノミフラワーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
8月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、立秋特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタジマユウシャに2馬身の差をつけて優勝
4歳（2003年）
2月17日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、くすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。
3月2日、中1週で迎えた20戦目は、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーエイホームランに交わされて5馬身差の2着となった。
3月17日、中1週で迎えた21戦目は、くすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。
4月5日、中2週で迎えた22戦目は、うぐいす特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（15戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
4月29日、中2週で迎えた23戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ヒバリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。
5月10日、中1週で迎えた24戦目は、ホトトギス特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（16戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
5月31日、中2週で迎えた25戦目は、コマドリ特別（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
6月21日、中2週で迎えた26戦目は、シラサギ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハイグレードボムにクビ差交わされて2着となった。
8月14日、中7週で迎えた27戦目は、ライチョウ特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
8月23日、連闘で迎えた28戦目は、ヤマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
11月1日、中9週で迎えた29戦目は、カワセミ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。
11月29日、中3週で迎えた30戦目は、トキ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スズノオリーブに交わされて4馬身差の2着となった。
12月13日、中1週で迎えた31戦目は、イヌワシ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌカゴゼンに6馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
12月28日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（12戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスカイと並んで2着同着となった。
5歳（2004年）
1月11日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田順治騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤナギホマレに2馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
1月25日、中1週で迎えた34戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスティンダイドウに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。
6月19日、約4か月半の休み明けで迎えた36戦目は、アラ系3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（15戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
7月10日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系3歳以上A3 B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（16戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロトカイザーに4馬身の差をつけて制した。
8月15日、中4週で迎えた38戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、ライチョウ特設（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
9月5日、中2週で迎えた39戦目は、ヤマドリ特設（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
10月24日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、ホオジロ特設（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。