テイケイフォース（2003年生、母タッチミージェイド）

テイケイフォース（2003年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時17歳）と交配したタッチミージェイドが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、地方36戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のエクセレントステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高橋牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって525万円で落札された。

山口浩幸厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2005年）

11月2日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハートコスモスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳F1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリアンメッシュを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

3歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた9戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンリクッキーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレアラジンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールドリーズンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（10戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドコガネを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

8月23日、中2週で迎えた17戦目は、赤松円心特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2一（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で永島太郎騎手（13戦4勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネスガイクイクドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月27日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の摩耶山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、英知大学賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月19日、中0週で迎えた21戦目は、フリーマーケット開催記念特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（14戦5勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた22戦目は、デイリー昆陽特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（15戦5勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた23戦目は、川西源氏特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（16戦5勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月13日、中1週で迎えた24戦目は、エクセレントステージ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（17戦5勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るシークカードを上がり0位の末脚で半馬身差し切って6勝目をマークした。

4歳（2007年）

1月11日、中3週で迎えた25戦目は、プラスミック賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（18戦6勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、太子ひまわり特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた27戦目は、「姫路菓子博2008」ひめか特別（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた28戦目は、高砂ハンカチメモリアルスタジアム特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドインパルスをハナ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

9月24日、中4週で迎えた30戦目は、DSウィナーズサークル発売記念特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

10月4日、中0週で迎えた31戦目は、播磨町大中遺跡特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた32戦目は、豊岡・但東シルク温泉特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（19戦6勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた34戦目は、ラジオ関西558賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた35戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた36戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。