テラコッタ（2007年生、母シーリング）

Terra Cotta

2007.02.08

テラコッタ（2007年2月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「素焼きの陶器」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時9歳）と交配したシーリングが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方8戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3三四五。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、カトルセによって1,407万円で落札された。9歳のとき、日進牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、オギオギ牧場によって59.4万円で落札された。

安池成実厩舎（川崎）へ入厩。

4歳（2011年）

1月1日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサウンズグッドに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウアニーに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月6日、約8か月半の休養明けで迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月9日、中4週で迎えた4戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルウッドドラゴンを豪脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5歳（2012年）

1月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイダテンライヒに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

1月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴィクトワールをアタマ差振り切って圧倒的支持に応えた。

3月23日、中7週で迎えた8戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、抜け出したライラハリケーンに半馬身届かず2着に敗北した。