バブリーミユキ（2012年生、母ドルフィンダンス）

バブリーミユキ（2012年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時9歳）と交配したドルフィンダンスが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、地方11戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年のユーカリデビュー。

経歴

デビュー前

2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

矢野義幸厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2014年）

10月31日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は473kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダビッドラフィーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の練馬区特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

3歳（2015年）

1月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月5日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、キタノルビーに半馬身交わされて2着となった。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエメラルウルトラを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し速いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、リコーベルリネッタにクビ差交わされて2着となった。

8月4日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のカワセミ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツでしぶとく粘り込んで、最後は2着のコーリングオブラブに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月1日、中3週で迎えた10戦目は、セプテンバー特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったドリームスカイハイに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

9月24日、中2週で迎えた11戦目は、コスモス特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモウィローを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝