リコーベルリネッタ（2012年生、母リコーパープル）

リコーベルリネッタ（2012年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスパイキュール（当時12歳）と交配したリコーパープルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）リコーファーム。2014年のウィナーズチャレンジ10で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

8月13日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラブミーダイヤにアタマ差届かず2着となった。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したヴァリアーレを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月30日、中2週で迎えた4戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンシャインラブを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。

10月29日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ10（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月27日、中3週で迎えた6戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコルセアに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

3歳（2015年）

1月22日、中7週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた8戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’15雲取賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

5月22日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたエスプリブラウン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月8日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るバブリーミユキを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って優勝

7月27日、中2週で迎えた12戦目は、カーネリアン特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルルークスに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた13戦目は、晩夏特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた14戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

12月31日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた15戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2016賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生来の勝負根性でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

4歳（2016年）

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、望春特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた17戦目は、春雷特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のプレーケストーレンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月26日、中1週で迎えた18戦目は、白梅賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマイネルルークスをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

3月14日、中1週で迎えた19戦目は、花月賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた20戦目は、オメガ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた21戦目は、スピカ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフヨウリリーに1馬身半の差をつけて6勝目を収める

5月17日、中3週で迎えた22戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた23戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦3勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

6月30日、中2週で迎えた24戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、オフト新潟賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた26戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた27戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、SPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

5歳（2017年）

1月27日、中3週で迎えた28戦目は、ニューイヤー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月17日、中2週で迎えた29戦目は、うぐいす賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた30戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、横浜大岡川桜並木特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、夏木立賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヒコーキグモを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月29日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた32戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、武蔵野オープン（大井ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、オフト京王閣賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（7戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメジャーリーガーをクビ差振り切って勝利をモノにする

11月1日、中3週で迎えた34戦目は、品川かえで賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（8戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったキャンドルグラスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月1日、中3週で迎えた35戦目は、スマイルシティ・品川特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（9戦3勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

6歳（2018年）

1月26日、中7週で迎えた36戦目は、ニューイヤー賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（10戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

7月10日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた37戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のセンティグレードに1馬身1/4の差をつけて久々の実戦を制した。

8月1日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた39戦目は、琉球新報賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

9月20日、中2週で迎えた40戦目は、マイルグランプリトライアル（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

7歳（2019年）

6月25日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた41戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた42戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。