ドリームスカイハイ（2011年生、母シーズババズディライト）

ドリームスカイハイ（2011年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋空高く。父名より天に届くような夢」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時6歳）と交配したシーズババズディライトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦14勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の冬至特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額2,000万円（10万×200口）で一口馬主が募集された。

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

10月27日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2014年）

2月22日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

7月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた6戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のワイルドデショに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芸西村琴ヶ浜松原特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリワードクリエンに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリワードクリエンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシンゲツに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、土佐勤王の志士特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったカツノセカンドに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月24日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2ニ C3ニ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイサッシュに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月24日、中3週で迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミナミウラワに約13馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2015年）

1月9日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般C2十 C3一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェリールージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月17日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2六（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のツキノウサギに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月25日、中4週で迎えた18戦目は、幸手桜のトンネル賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったミキノブルーグラスを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月27日、中4週で迎えた19戦目は、ポピー賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のジョウショークロスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、新涼特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイギノミカタを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

9月1日、中3週で迎えた21戦目は、セプテンバー特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバブリーミユキに約12馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月25日、中2週で迎えた22戦目は、比企丘陵特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダンディスタイルに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2016年）

9月11日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた23戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた24戦目は、木下智史の紙頼み特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた25戦目は、オクトーバー特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた26戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリワードレブロンに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

11月13日、中1週で迎えた27戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた28戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、冬至特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダテノトライアンフを半馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

6歳（2017年）

1月20日、中3週で迎えた29戦目は、福寿草特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したディゼトワールにクビ差届かず2着に甘んじた。