ウィステリアライト（1991年生、母ウィステリアガール）

ウィステリアライト（1991年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンボールド（当時15歳）と交配したウィステリアガールが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は園田牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方47戦7勝2着2回。1993年のひまわり賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

7月18日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキョウワウオローを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（1994年）

2月12日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のたんぽぽ賞（小倉芝1800m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったペガサスセイバーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

2月26日、中1週で迎えた6戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた7戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の沈丁花賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

5月27日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、牧義成騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月15日、中6週で迎えた9戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた11戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は牧義成騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた13戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1995年）

2月1日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた15戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーコスミックに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

3月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、荒巻透騎手を鞍上に迎えて、忘れな草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月22日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、くちなし特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた18戦目は、東海道特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた19戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた20戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で圓田修騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた21戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で圓田修騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で圓田修騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月29日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた23戦目は、長篠特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荒巻透騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は圓田修騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた25戦目は、内海特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスポプリに2馬身の差をつけて3勝目を収める

8月7日、中1週で迎えた26戦目は、犬山特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトブレーヴに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月24日、中1週で迎えた27戦目は、ほおずき特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で圓田修騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラスターウオールから1馬身半差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、萩特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で圓田修騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた29戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で圓田修騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のナーシサスに4馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

10月9日、中1週で迎えた30戦目は、はなの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で圓田修騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月16日、中4週で迎えた31戦目は、いちょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で圓田修騎手（13戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた32戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で圓田修騎手（14戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケーエヌキングに1馬身半の差をつけて6勝目を収める

5歳（1996年）

1月2日、中4週で迎えた33戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤー特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた34戦目は、白梅特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた35戦目は、バレンタイン特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井章騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた36戦目は、B12ロ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は荒巻透騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた37戦目は、れんげ草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井章騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた38戦目は、すみれ草特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井章騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた39戦目は、さくら草特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井章騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた40戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は圓田修騎手（15戦4勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた41戦目は、B2ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（16戦4勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた42戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（17戦4勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた43戦目は、坂口義幸騎手を鞍上に迎えて、野いちご特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノパーシアから3/4馬身差の2着となった。

6月28日、連闘で迎えた44戦目は、紅花特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は圓田修騎手（18戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた45戦目は、あさがお特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（19戦4勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた46戦目は、B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（20戦4勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロットリボンに3馬身の差をつけて7勝目をマークした。

9月16日、中3週で迎えた47戦目は、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で圓田修騎手（21戦5勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた48戦目は、はなの木特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で圓田修騎手（22戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた49戦目は、尾花特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で圓田修騎手（23戦5勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた50戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で圓田修騎手（24戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアルトジークをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

11月18日、中1週で迎えた51戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は酒井章騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた52戦目は、名古屋チャレンジカップマース賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は圓田修騎手（25戦6勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1997年）

1月4日、中2週で迎えた53戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荒巻透騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた54戦目は、白梅特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は圓田修騎手（26戦6勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。