キーラーヴォッヘ（2017年生、母グリューネヴォッヘ）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

11月1日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は434kg。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

12月11日、中5週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

3歳（2020年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のジュエルミネーション宝石色の輝きを。（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフレッチャビアンカに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月12日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の大漁勝利!のぞみグランプリ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のコインロールに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月5日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリスリターンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中5週で迎えた6戦目は、薄賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、馬い!? 初生み卵を食べよう（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、伸びてきたヒューミリティ決め手に屈してハナ差の2着となった。

4歳（2021年）

1月11日、中5週で迎えた8戦目は、一般C1三四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、マルゼンスターに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月11日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のフリージア賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた10戦目は、馬い!卵はサンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったヒメノジャッカルにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた11戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた12戦目は、馬い!はつうみ卵はサンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のコウシをハナ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

5歳（2022年）

1月10日、中5週で迎えた13戦目は、成田山賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（9戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、久留里賞（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月2日、中6週で迎えた16戦目は、一般C1四五六イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

6月13日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウポルポに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月8日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（13戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したカルテベイビーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月8日、中3週で迎えた19戦目は、染色月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（15戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったミスターサファリにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中4週で迎えた21戦目は、秋陽特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（16戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダブルラッキーに半馬身届かず2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた22戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、藤袴賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月14日、中4週で迎えた23戦目は、幸せな宝石イルミの輝き☆よみうりランド（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（17戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカルナックに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2023年）

1月1日、中2週で迎えた24戦目は、二鷹賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（18戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のベニウタに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

7月23日、約7か月の休養明けで迎えた25戦目は、馬い!淡路うしろ農園玉ねぎ発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグリーンライズをクビ差振り切って久方ぶりの実戦を物にした。

8月24日、中4週で迎えた26戦目は、鎧賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（20戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ララランドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中4週で迎えた27戦目は、彼岸花特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（21戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダヴィンチに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月26日、中3週で迎えた28戦目は、読書の日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（22戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリノプリエールに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月19日、中7週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦のクイーンズオーディション（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（23戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7歳（2024年）

4月19日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、緑風特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（24戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた31戦目は、早苗月特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（25戦8勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた32戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、梅雨明かり特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の闘争本能でゴールまで頑張り、4着を確保した。

デビュー前

新井清重厩舎（船橋）へ入厩。

7月24日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、三浦国際市民マラソン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。

8月6日、中7週で迎えた33戦目は、立秋特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメンタイマヨに1馬身半の差をつけて9勝目を収める

9月25日、中6週で迎えた34戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、招き猫特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヨルノテイオーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月31日、中4週で迎えた35戦目は、ジーニアス特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（26戦8勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。